M&A用語集

企業価値評価

【読み】きぎょうかちひょうか

企業価値評価とは、M&Aにおいて買い手が売却対象企業の価値を算定することを指します。
企業価値の算出方法には、年買法、DCF法(割引キャッシュフロー法)、類似会社比準法などがあり、それぞれの方法において算定者の主観的な判断が影響を及ぼします。特にM&Aの場面では、売り手は企業への愛着や経営努力を評価し高めに見積もる傾向があり、買い手は将来の不確実性や投資リスクを考慮して低く見積もることが多いため、両者の認識に差が生じます。このため、売り手の考える企業価値(セラーズバリュー)と買い手の考える企業価値(バイヤーズバリュー)が一致するとは限りません。最終的に、企業価値は双方の交渉を通じて決定される金額であり、客観的に一意に決まるものではなく、立場や価値観によって異なるものといえます。

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