M&A用語集
担保掛目
【読み】たんぽかけめ
担保掛目とは、金融機関が融資を行う際に、担保として提供された資産(不動産や株式など)の評価額に対して安全性を考慮して設定する割引率のことです。
この割引後の金額をもとに貸出限度額が決まります。たとえば、預金なら100%、上場企業の株式であれば80〜90%、不動産であれば最大80%などとされるのが一般的です。この割合を「担保掛目」と呼び、融資リスクを抑えるために活用されます。英語では「Loan to Value(LTV)」と表現されることもあります。