M&A用語集
レブロン基準
【読み】れぶろん基準
レブロン基準とは、1986年にアメリカのデラウェア州裁判所が下した判決に基づく原則で、企業買収の局面における経営者の行動指針を示すものです。
レブロン社が敵対的買収者ペレルマンに対抗するため、別の買収者(ホワイトナイト)であるフォーストマン・リトル社と契約を結んだところ、裁判所はこの行為を無効と判断。買収が避けられない段階に入った場合、経営陣は特定の買収者を不当に優遇してはならず、株主にとって最も高い価値をもたらす選択をすべきだとする基準が示されました。