M&A用語集
CAPM
【読み】CAPM
CAPM(キャップエム)とは、株式などのリスク資産に対して、投資家がどのように期待リターンを見積もるかを示す理論です。
企業価値を計算する際の割引率(株主資本コスト)を求める手法として広く利用されています。期待されるリターンは、「安全資産の利回り(リスクフリーレート)」に、「市場全体の超過収益率(マーケットリスクプレミアム)」と「個別銘柄の市場感応度(β)」を掛けたものを加えて求めます。この理論は、1960年代にウィリアム・シャープやジョン・リントナーらによって提唱されました。