M&A用語集
現物出資
【読み】げんぶつしゅっし
現物出資とは、株式取得の際に現金ではなく、不動産や有価証券、債権、知的財産権などの現金以外の財産で出資することです。
この場合、出資する「モノ」は貸借対照表に資産として計上できるものでなければなりません。例えば、パソコンや不動産、特許権などが該当します。現物出資を行う場合、出資の価値が適正であることを確認するために、裁判所が選任する検査役による調査が求められることがありますが、特定の条件下では検査を免除される場合もあります。