M&A基礎知識

M&A総合研究所の評判・口コミは?メリット・手数料・事例まで徹底解説

M&A総合研究所は、M&Aを専門に支援する上場企業です。

本記事では、同社の利用を検討している方に向けて、実際の評判や口コミをもとに、その強みや特徴をわかりやすく紹介します。

また、利用前に知っておきたい注意点、料金体系、成約までの流れについても、第三者の視点からフラットに解説しますので、参考にしてみてください。

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M&A総合研究所とは|会社概要と他社との違い

M&A総合研究所は、テクノロジーを駆使してM&A仲介業界に革新をもたらしている企業です。
大きな特徴は、AIを活用したマッチングシステムによるスピード成約と、譲渡企業の費用リスクを徹底的に排除した完全成功報酬制にあります。

創業からわずかな期間で東証プライム市場への上場を果たした実績は、そのビジネスモデルの優位性を証明していると言えるでしょう。

M&A総合研究所の会社概要

まずは、M&A総合研究所の基本的な情報を確認しましょう。

項目 内容
会社名 株式会社M&A総合研究所
設立 2018年10月
代表者 代表取締役社長 佐上 峻作
所在地 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 17階
上場市場 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:9552)
事業内容 M&A仲介事業

まず注目すべきは、M&A総合研究所が東証プライム市場に上場している点です

プライム市場は、日本でもっとも厳しい上場基準が設けられており、ここに上場しているという事実は、事業の安定性やガバナンス(企業統治)において、社会的に高い信用を得ていることの証明です。

2018年設立と比較的若い会社でありながら、創業からわずか3年9カ月という速さで上場を果たした急成長企業です。

この急成長ぶりが、業界内外から大きな注目を集めている理由の一つと言えます。

M&A総合研究所の3つの特徴

M&A総合研究所の急成長を支えているのは、旧来のM&A業界の慣習にとらわれない、以下の3つの際立った特徴であると公式サイトなどで述べられています。

  1. AI・DXを駆使したスピーディーなマッチング
    長年の経験と勘に頼ることが多かった従来のマッチングに対し、M&A総合研究所は独自のAI技術を活用しています。膨大な企業データの中から自社に適した候補先をスピーディーかつ的確に探し出すことで、成約までの期間を大幅に短縮することを目指しています。
  2. 着手金ゼロの「完全成功報酬制」
    多くのM&A仲介会社では、相談時や交渉の初期段階で着手金や中間金といった費用が発生します。
    しかし、M&A総合研究所は、M&Aが成約するまで一切費用がかからない完全成功報酬制を採用しています。これにより、経営者は「高い費用を払ったのに、結局売却できなかった」という金銭的なリスクを負うことなく、安心してM&Aの検討をスタートできると言えます。
  3. 実績豊富なアドバイザーによるフルサポート
    M&Aの成功は、担当するアドバイザーの質に大きく左右されます。
    M&A総合研究所には、自社で経験を積んだアドバイザーに加え、さまざまなM&A仲介会社から転籍してきた経験豊富なメンバーも多数在籍しており、社内で多様なノウハウが共有され、質の高いサポート体制の構築につながっているとされています。

特に、売上規模約1億円から100億円までの中小企業のM&A仲介実績が豊富であり、単に成約を急ぐのではなく、譲渡後の事業や従業員のことも考えた親身なサポートを心がけている点を強みとしています。

他社との比較でわかるM&A総合研究所の強みと立ち位置

では、M&A業界全体の中で、M&A総合研究所はどのような立ち位置なのでしょうか。

  • 大手M&A仲介会社との違い:
    昔からある大手は実績やブランド力がありますが、その分、手数料が高額であったり、手続きに時間がかかったりする傾向があります。
    M&A総合研究所は、テクノロジーの活用で効率化を図り、完全成功報酬制とスピードで明確な差別化を図っています。
  • 特定の業種に特化した専門仲介会社との違い:
    特定の業種に特化した会社は専門性が高い一方、紹介できる買い手のネットワークが限られる場合があります。
    M&A総合研究所は幅広い業種に対応しており、AIマッチングによって全国の多様な候補先から最適な相手を探し出せます。

特に、M&A総合研究所は、年商数億円から数十億円規模の中堅・中小企業のM&Aをもっとも得意としています。

伝統的な大手が長年の実績と人による手厚いサポートを強みとする一方、M&A総合研究所はテクノロジーを活用してプロセスを効率化し、特にスピードとコスト面で高い競争力を持っています。

参考:M&A総合研究所「M&A総合研究所の強み 選ばれる理由」

M&A総合研究所のリアルな評判・口コミを徹底調査

ここでは、インターネット上で見られるM&A総合研究所の評判や口コミを見ていきます。

【スピード感・手数料・担当者の質】

スピードと手数料体系に関する声が目立ちます。

会社の将来を左右する決断だからこそ、迅速かつ安心して進められる点が評価されています。

  • スピード感に関する評判
    「後継者不在で悩んでいたところ、相談からわずか4カ月で希望以上の条件で譲渡先が見つかりました。レスポンスが常に早く、停滞することなく話が進んだのがありがたかったです。」(60代・建設業経営者)
    「AIマッチングという言葉に半信半疑でしたが、自社では思いもよらなかった業界の優良企業を提案され、事業の将来性が大きく開けました。」(50代・ITサービス業経営者)
  • 手数料(完全成功報酬制)に関する評判
    「M&Aは初めてで、まず何から始めれば良いかわからなかった。着手金が無料だったので、まずは話だけでも聞いてみようと気軽に相談できたのが大きな一歩でした。」(70代・卸売業経営者)
    「他の仲介会社にも相談しましたが、最初に数百万円の着手金を提示され躊躇していました。M&A総研さんは成約まで費用がかからないので、安心して任せることができました。」(60代・製造業経営者)
  • 担当者の質に関する評判
    「担当の方がこちらの業界に非常に詳しく、専門的な話もスムーズでした。何より、会社や従業員への想いを真摯に受け止め、交渉に反映してくれたことに感謝しています。」(60代・食品加工業経営者)
    「難しい条件交渉の場面でも、粘り強く相手方と調整してくれました。一人では到底無理だったと思います。最後まで伴走してくれる心強いパートナーでした。」(50代・サービス業経営者)

【営業スタイル・担当者の差】

一方で、同社の積極的な営業活動に対しては以下のような声が聞かれます。

  • 営業スタイルに関する口コミ

「資料請求をしたら、その後何度も電話がかかってきて、少し押しが強いと感じた。」

「スピードを重視するのはわかるが、こちらの考える時間をあまりくれず、急かされているような印象を受けた。」

  • 担当者の差に関する口コミ

「急成長している会社だからか、担当者によって知識や経験に差があるように感じた。」

「最初の担当者と少し相性が合わず、コミュニケーションに不安を感じた。」

これらの評判は、同社の急成長と成果主義の企業文化が背景にある可能性があります。

業界全体の競争激化に伴い、積極的な営業活動が行われることや、多数在籍するアドバイザーの間に経験の差が生まれることは、ある程度避けられない側面と言えます。

評判からわかるM&A総合研究所の4つの特徴

評判や公式サイトの情報から、M&A総合研究所がどのような点で評価されているのか、その特徴を5つのポイントに絞って詳しく解説します。

特徴1:着手金ゼロの完全成功報酬制でリスクを抑えられる

M&Aを検討する上で、最初のハードルとなるのが費用です。

多くの仲介会社では、相談を開始する際に着手金が、交渉相手が見つかった段階で中間金が必要です。

これらの費用は、たとえ最終的にM&Aが成立しなくても返還されないことが多く、経営者にとっては大きな負担となり得ます。

その点、M&A総合研究所の完全成功報酬制は、譲渡を検討する企業にとって大きな安心材料です。

成約まで一切費用が発生しないため、金銭的なリスクを心配せずに、M&Aを検討できます。

情報引用元:M&A総合研究所「M&A総合研究所の強み 料金体系(譲渡企業様)

特徴2:最短43日!AIマッチングが可能にするスピード成約

後継者問題や経営者の高齢化など、事業承継には時間的な制約が伴うケースが少なくありません。

M&A総合研究所が誇る強みは、この課題を解決するスピード感にあります。

独自のAIマッチングシステムは、日本全国の譲渡希望企業と譲受希望企業の情報を網羅したデータベースから、業種・規模・地域・企業文化といったさまざまな要素を考慮し、最適な候補先を瞬時にリストアップします。

これにより、従来アドバイザーが手作業で行っていた膨大なリサーチ時間が劇的に短縮され、最短43日という高いスピード感での成約を実現していると言えるでしょう。

情報引用元:M&A総合研究所「最短43日のスピード成約

特徴3:あらゆる業種・規模のM&Aに対応できる実績と柔軟性

M&A総合研究所の公式サイトでは、IT・製造・建設・医療・小売など、多岐にわたる業種での成約事例が公開されています。

これは、同社のAIマッチングシステムと専門家チームが、特定の業界に偏らず、幅広い分野のM&Aに対応できる能力を持っていることの証です。

また、事業規模の大小に関わらず、中小企業のM&A案件を数多く手掛けている点も特徴です。

うちのような小さな会社でも相手にしてもらえるのかという不安を抱える経営者にとっても、安心して相談できる間口の広さがあります。

特徴4:専門知識が豊富なアドバイザーによる質の高い提案力

M&Aは、会計・税務・法務など、高度な専門知識が要求される複雑な取引です。

アドバイザーの能力が、M&Aの成否や譲渡価格を大きく左右すると言っても過言ではありません。

M&A総合研究所には、公認会計士や弁護士などの難関資格を持つアドバイザーが多数在籍しています。

その高い専門性によって、企業価値を最大化する的確な提案が期待できます。

除法引用元:M&A総合研究所「経験豊富なM&Aアドバイザーのフルサポート

M&A総合研究所を利用する前に知っておきたい3つの注意点

一方で、利用を検討する際には、事前に知っておくべき注意点も存在します。

これらはM&A総合研究所の強みの裏返しとも言える部分であり、自社の考え方やペースと合うかどうかを見極めるための重要な判断材料となります。

積極的な営業スタイルが合わない場合がある

口コミでも指摘されている通り、M&A総合研究所は積極的なアウトバウンド営業(電話やDMなど)で知られています。

これは、潜在的なM&Aニーズを掘り起こすという重要な役割を果たしている一方で、まだM&Aを具体的に考えていない経営者にとっては決断を急かされているように感じられる可能性があります。

自分のペースでじっくりと情報を集め、時間をかけて検討したいという考え方の場合、同社のスピード感あふれるスタイルが合わないと感じることもあるでしょう。

もし営業のアプローチに不快感を覚えた場合は、その旨をはっきりと伝えることが大切です。

担当者によって経験や相性が異なる場合がある

M&A総合研究所は急成長中の企業であり、多くのアドバイザーが在籍しています。

そのため、担当者個々の経験値や能力、そして人間としての相性に差が生じる可能性は否定できません。

万が一、コミュニケーションに不安を感じる場合は、担当者の変更を申し出ることも選択肢の一つとして念頭に置いておくと良いでしょう

案件の規模や業種によってはマッチングに時間がかかるケースも

AIによる高速マッチングが強みですが、ニッチな業種や、特殊な経営課題を抱えている場合など、条件によっては最適な相手を見つけるまでに時間がかかるケースもあります。

平均7.2カ月、最短43日という数字はあくまでも目安であり、すべての案件に当てはまるわけではないことを理解しておく必要があります。

自社の状況を正直に伝え、成約までの期間について現実的な見通しを担当者と共有しておくことが重要です。

M&A総合研究所の料金体系|仲介手数料はいくら?

M&Aを検討する上で、もっとも気になる点の一つがその費用です。

M&A総合研究所の料金体系はシンプルで、経営者にとってのリスクが低いのが大きな特徴です。

仲介手数料は譲渡対価のみにかかる「完全成功報酬制」

M&A総合研究所の大きな魅力は、M&Aが成立するまで一切費用が発生しない完全成功報酬制です。(譲渡企業のみに適用)

相談料・着手金・中間金・企業価値評価リポートの作成費用などはすべて無料です。

これにより、経営者は初期投資の心配をせずに、安心してM&Aのプロセスを開始できます。

万が一、交渉が不調に終わったり、途中でM&Aを取りやめたりした場合でも、費用を請求されることはありません。

情報引用元:M&A総合研究所「着手金無料のM&A仲介会社ならM&A総合研究所!報酬体系・価格相場を紹介

手数料の計算方法「レーマン方式」をわかりやすく解説

M&Aが成立した場合に支払う成功報酬は、一般的にレーマン方式と呼ばれる計算方法で算出されます。

これは、M&Aの取引金額(譲渡価格)に応じて、定められた料率を乗じて計算する業界標準の方法です。

M&A総合研究所でもこの方式が採用されており、料率は以下のテーブルに基づいています。

譲渡価格 成功報酬料率
5億円以下の部分 5%
5億円超〜10億円以下の部分 4%
10億円超〜50億円以下の部分 3%
50億円超〜100億円以下の部分 2%
100億円超の部分 1%

例えば、譲渡価格が8億円だった場合の成功報酬は、
(5億円 × 5%) + (3億円 × 4%) = 2,500万円 + 1,200万円 = 3,700万円 です。

他のM&A仲介大手との料金体系比較(表形式)

完全成功報酬制がどれほど譲渡企業にとって有利なのか、他の大手仲介会社との比較で見てみましょう。

会社名 着手金 中間金 成功報酬
M&A総合研究所 無料 無料 レーマン方式
日本M&Aセンター 100万円〜 成功報酬の10%〜 レーマン方式
M&Aキャピタルパートナーズ 無料 200万円〜 レーマン方式(最低報酬あり)
ストライク 100万円〜 成功報酬の10%〜 レーマン方式

このように、多くの大手仲介会社が着手金や中間金を設定している中で、M&A総合研究所の完全成功報酬制は際立っています。

特に、M&Aが成立するか不透明な初期段階において、費用負担がない点は大きなメリットと言えます。

M&A総合研究所のM&A仲介実績・事例

M&A総合研究所は、その設立からの期間に比して多くのM&Aを成功に導いています。

公式サイトでは多数の事例が紹介されており、どのような企業が、どのような目的でM&Aを行い、どういった結果を得たのか確認できます。

【業界別】M&A総合研究所の代表的な事例

ここでは、公式サイトで公開されている事例の中から、いくつかの業界をピックアップしてご紹介します。

イデア総研税理士法人による井村アンドパートナーズの事業承継|老舗の歴史と成長企業のビジョンが合致

創業73年の歴史を持つ福岡の税理士法人井村アンドパートナーズは、従業員の一斉退職という事態に直面し、事業の継続に大きな課題を抱えていました。井村代表は会社の未来を守るため、①組織規模、②事業の継続性、③DX化を条件に譲渡先を探していました。

一方、大分を拠点とするイデア総研税理士法人は、九州ナンバーワンを目指す成長戦略の一環として福岡の拠点を探しており、両者の目的が見事に合致。特に、親子で経営するイデア総研の事業継続性が、井村代表の決断を後押ししました。

M&A総合研究所の担当者は「何よりもスピード感を重視したい」という井村代表の想いに応え、わずか4カ月で成約が実現しました。

老舗事務所の歴史と従業員が、新たなステージへと引き継がれた好例です。

(情報引用元:M&A総合研究所 公式サイト 成約事例インタビュー「73年の信頼を未来へ託す老舗事務所の事業継続と成長企業の挑戦」)

なごやホールディングスによる東菱電子の事業承継|地元愛がつないだ技術と未来

愛知県で約50年、地域のインフラを支える電子機器メンテナンス事業を手掛けてきた東菱電子株式会社。創業者である篭橋会長は、ご子息に継ぐ意思がなく、社内にも適当な後継者が見つからないという課題を抱えていました。

譲渡先に選んだのは、地元東海エリアの中小企業の事業承継支援を専門とする、なごやホールディングスです。決め手となったのは、従業員の雇用維持といった譲れない条件をすべて受け入れ、東菱電子の歴史と事業を尊重する姿勢でした。

このM&Aは、単なる企業の売買ではなく、地域になくてはならない会社を後世へつなぐという両経営者の想いが結実したものです。M&A総合研究所のアドバイザーの誠実でひたむきな対応が双方の信頼関係を築き、会社の未来を託す決断を支えました。

(情報引用元:M&A総合研究所 公式サイト 成約事例インタビュー「家業から企業へ そして老舗へ歴史と想いの詰まった事業承継」)

これらの事例はほんの一部であり、他にもさまざまな業種・規模のM&Aが成功裏に終わっています。

自社と近い業種の事例を参考にすれば、M&A後の具体的なイメージをつかめます。

相談から成約まで|M&A総合研究所の仲介手続きフロー

ここでは、無料相談から最終的な契約締結までの一般的なプロセスを5つのステップに分けて解説します。

ステップ1:無料相談・秘密保持契約・企業価値算定

まずは、電話または公式サイトのフォームから無料相談を申し込みます。

相談の際には、会社の機密情報が外部に漏れることのないよう、最初に秘密保持契約(NDA)を締結するため安心です。

アドバイザーが会社の状況や希望をヒアリングし、財務諸表などの資料を基に、自社の企業価値がどのくらいになるのかを無料で算定してくれます。

この段階で、M&Aを進めるかどうかの判断材料を得られます。

ステップ2:買い手候補の選定

M&Aを進める意思が固まったら、M&A総合研究所とアドバイザリー契約を締結します。

その後、アドバイザーの知見を元に、最適な買い手候補企業の提案を受けます。

M&Aを進める意思が固まったら、M&A総合研究所とアドバイザリー契約を締結します。

 

リストアップされた候補企業の中から、打診する相手を経営者自身が選定します。

社名などを匿名化した資料(ノンネームシート)を用いて打診を行い、興味を示した企業とのみ交渉を進めていきます。

ステップ3:トップ面談と交渉、基本合意契約の締結

買い手候補企業との間で、経営者同士のトップ面談が行われます。

ここでは、事業内容だけでなく、経営理念や企業文化、従業員への想いなど、数字には表れない部分の相性を確認します。

双方の条件が合意に至れば、M&Aの基本的な条件(譲渡価格・スケジュールなど)を定めた基本合意契約(MOU)を締結します。

これにより、買い手企業は独占交渉権を得て、本格的な調査に進みます。

ステップ4:デューデリジェンスの実施

基本合意後、買い手企業によってデューデリジェンス(買収監査)が実施されます。

これは、売り手企業の財務・法務・税務・事業内容などを詳細に調査し、潜在的なリスクがないかを確認する重要なプロセスです。

M&A総合研究所のアドバイザーは、このデューデリジェンスが円滑に進むよう、資料の準備や買い手側からの質問への対応などを全面的にサポートします。

ステップ5:最終契約の締結とクロージング

デューデリジェンスで大きな問題が見つからなければ、M&Aの最終段階に入ります。

調査結果を踏まえて最終的な譲渡条件を確定させ、法的な効力を持つ最終契約書を締結します。

契約書の内容は専門的ですが、弁護士などの専門家とM&A総合研究所のアドバイザーが連携し、自社にとって不利な内容になっていないか、隅々までチェックしてくれるので安心です。

契約締結後、株式の譲渡と売却代金の支払いが実行され、M&Aのすべての手続きが完了します。これをクロージングと呼び、担当アドバイザーが最後まで責任を持って伴走してくれます。

情報引用元:M&A総合研究所「M&A総合研究所の強み 選ばれる理由 譲渡企業様完全成功報酬制の料金体系

M&A総合研究所はテクノロジーでスピードと低リスクを追求するM&A仲介会社

M&A総合研究所は、東証プライム上場企業としての信頼性を持ち、AI技術を駆使した革新的なビジネスモデルでM&A業界に新風を吹き込んでいる企業です。

特に、譲渡企業のリスクをなくした完全成功報酬制と、業界トップクラスのスピード成約は、多くの経営者にとって大きな魅力と言えます。

もちろん、積極的な営業スタイルなど、その企業文化がすべての人に合うわけではありません。

後継者問題などで時間に制約があり、かつ費用リスクを抑えたいと考える中小企業の経営者にとっては、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

M&Aフォースでは業界に精通した専門チームが、貴社の強みを最大限に引き出すM&A戦略をご提案します。 M&Aに関して、少しでもご興味やご不安がございましたら、まずはお気軽に当社の無料相談をご利用ください。 専門のコンサルタントが、お客様の未来を共に創造するパートナーとして、親身にサポートさせていただきます。

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澤口 良太
監修者

社外取締役(財務)・公認会計士・税理士 澤口 良太

北海道札幌市出身。2003年の学校卒業後、税理士事務所で勤務しながら税理士・公認会計士の資格を取得。KPMGあずさ監査法人を経て、TOMAコンサルタンツや辻・本郷ビジネスコンサルティングでファイナンシャルアドバイザリーサービス(FAS)の責任者を歴任。2020年、独立。澤口公認会計士事務所にて経営やM&Aアドバイザリーを展開している。上場・非上場を問わず企業のオーガニックソースやM&Aによる成長戦略、再生戦略の立案実行をハンズオンにて支援し、多数の実績を有する。2022年のM&Aフォース設立当初から、社外取締役として参画している。

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